ワタシ流　健幸ワークの見つけ方

ワタシ流　健幸ワークの見つけ方

自分らしく働くなら、どんなスタイルがいい？

　「働く」ことは、ただお金を稼ぐためではなく、人生の中で多くを過ごす大切な時間です。だからこそ「どんな環境で、どんなふうに働きたいか」を考えることは、自分のこれからの人生にとってとても大切なことです。
　「やりがいが大事！」という人もいれば、「自分の時間をしっかり確保したい」という人もいて、働き方の価値観は本当に多様です。しかし、どんなスタイルでも”健幸（健康×幸せ）を意識できるといいですね。

教えて！学生のリアルな声

働くことの価値観や考えについて、大学生からリアルな声をいただきました。

大学3年生Hさん

安定した職場がいいなと思っています。お給料が安定していることも大事だけど、福利厚生がしっかりと整っている環境で働くことが理想です。仕事とプライベートのバランスをとれることが一番だと考えています。趣味に使える時間が増えて、プライベートが充実することで、身も心も健やかになって、仕事に関して前向きに取り組むことができることで楽しく働けると思います。

大学3年生Aさん

日本では人生のうち仕事に費やす時間が約1/4を占めるという記事を見ました。こんなにも多くの時間を費やすのであれば、やりがいがあって、自分の成長に繋がるような仕事に就きたいと感じています。また、いつになっても仕事だけでなく家族や友達、趣味の時間も大切に、どれも妥協することなく、全力で楽しめる毎日を過ごしていきたいです。

多摩市で”健幸ワーク”を実践中の企業等、チェックしてみよう！

働くことと「健幸」は深くつながっています。多摩市では、健幸な働き方に取り組む企業が増えています。どんな会社があるのか、一緒に見てみましょう。

MS＆AD事務サービス株式会社　（事業内容：保険契約に関する事務他）

テレワーク制度をはじめ、産休・育休の取得や復職を支える仕組み、パートから正社員へのキャリアアップ制度など、誰もが安心して長く働ける環境づくりに取り組んでいます。チームで助け合う風土が根づいており、育児などライフステージの変化にも柔軟に対応できるのが特長です。
社員の心身の健康保持・増進を重要課題の一つと位置づけており、働きやすい職場風土の醸成とともに、社員一人ひとりの健やかな働き方、健幸ワークの実現を力強く支援しています。
住所：関戸1-7-2
電話：042-339-4327

社会医療法人河北医療財団多摩事業部（事業内容：医療機関・福祉他）

「患者さんや介護施設の利用者さんに笑顔で接するためには、職員がワクワクしながら仕事にあたらなければならない」という考えのもと、職員自ら笑顔を作り出せるよう支援しています。
支援の1つとして財団内には、心のケアセンターという公認心理士が所属している部署があり、従業員のストレスへの向き合い方やモチベーションの維持に関するフォローを手厚く行っています。
住所：中沢2-5-1
電話：042-374-7168

京王電鉄株式会社（事業内容：運輸業・不動産業他）

共働き社員が増えるなか男女問わず育休を取得できる制度導入や、週4日・3日勤務を選択できる短日数勤務制度を導入するなど、ライフステージに応じた両立支援を行っています。また、女性活躍推進という観点では、一部職場で女性座談会を開催するとともに、月経に関するフェムテック※プログラムも導入し、健幸ワークの実現を図っています。
※フェムテックとは、Female（女性）とtechnology（テクノロジー）を掛け合わせた造語。女性特有の健康課題をテクノロジーの力で解決するための製品・サービス
住所：関戸1-9-1
電話：042-337-3112

ケル株式会社（事業内容：電子部品（コネクタ）の設計、製造、販売）

「わくわく・楽しく・面白く」を社員の行動指針とし、楽しくコミュニケーションを図ることを推奨しているほか、社員同士が積極的に顔を合わせることで働き甲斐のある職場づくりを目指しています。
お誕生日月には会社からお祝いの品が贈られるユニークなイベントがあるほか、地域貢献の一環として有志メンバーが本社周辺のゴミ拾いボランィアを実施するなど、居心地のよいあたたかな雰囲気の職場です。
住所：永山6-17-7
電話：042-374-5800

株式会社サンリオエンターテイメント（事業内容：テーマパークの運営他）

社内では毎朝、様々な接客の部署の従業員が10分程度のウォーミングアップ朝礼を行い、館内情報や防災知識等に加えて、「○×クイズ」などのミニゲーム等を実施し、朝礼を通して横のつながりを強めながら職場内のコミュニケーション活性化を図っています。
会社内には、接客のスタッフだけではなく、ショーやイベントの制作、営業、デザイン、情報システム、設備、コスチュームなど、幅広いスタッフが一緒に働いています。
住所：落合1-31
電話：042-372-6500

多摩市役所（事業内容：行政サービスの提供）

多摩市では、誰もが安心していきいきとやりがいをもって働き続けられる環境づくりを進めています。仕事と家庭の両立を支える仕組みとして、在宅勤務型テレワークの推進や、男性職員の育児休業取得の促進を行うとともに、ライフステージに応じて柔軟に選べる働き方を推進しています。また、職員一人ひとりのキャリア形成を後押しする支援体制を整備し、働きやすい身だしなみの検討など多様な個性を尊重する職場環境づくりにも取り組んでいます。性別にかかわらず、安心して自分らしく活躍できる職場をめざし、心身ともに健やかに働ける“健幸ワーク”の実現を推進しています。
住所：関戸6-12-1
電話：042-375-8111

ハタラキ方はほんとにいろいろ　あなたの価値観は？

様々な働き方の価値観について、10の項目でチェックしてみましょう。

1　毎日同じことより、少し変化があるほうが自分に合っている
2　新しいことにチャレンジできる場があると、やる気が出る
3　仕事も大事だが、自分の生活も大事にしたい
4　長く続けられる環境で働きたい
5　一人でやるより、誰かと一緒にやりたい
6　仕事に合間に気軽に話せるような雰囲気の職場がよい
7　指示されるより、自ら考えて動きたい
8　働く場所や時間にとらわれたくない
9　自分の行動が誰かの役に立っていると感じると嬉しい
10　社会や地域の課題を解決することに興味がある

多摩市の「働く」をサポートする取組

多摩市健幸！ワーク宣言とは？

事業所のトップが、自身と従業員の健幸な働き方とその実現に向けた取組について宣言し、職場での健幸づくりを進めるものです。企業の規模は様々で、どんどん拡大中です。上記で紹介している事業所は、全て「健幸！ワーク宣言」をしています。

• 健幸！ワーク宣言について
• 動画「多摩市×New Work Style」公開中！

性別にかかわらず働きやすい職場づくりを推進しています

誰もが自分らしく生き生きと活躍できる社会を目指し、”多摩市女と男の平等参画を推進する条例”を定め、「男女平等参画」を推進しています。事業者にも、従業員が仕事と家庭、地域での活動を無理なく両立できるよう、働きやすい職場環境づくりをお願いしています。そのほかにも、講座や啓発イベントの開催など、誰もが暮らしやすいまちを実現するための様々な取組を進めています。

• 男女平等参画について（TAMA女性センター）

リーフレット「ワタシ流　健幸ワークの見つけ方」

リーフレットについては多摩市連携大学や、健幸Spotを中心に配布してるので、ぜひご活用ください。

• リーフレット「ワタシ流 健幸ワークの見つけ方（表面）」 （PDF 4.8MB）
• リーフレット「ワタシ流 健幸ワークの見つけ方（裏面）」 （PDF 7.6MB）
• 大学との連携について
• 健幸Spotについて